普通科
普通科は国数理英社を主に勉強し進学を目指します。2、3年生から文系と理系を選択させる高校が多いです。
商工農
工業科は建築・土木・情報技術・機械など更に分かれます。クラスの人数が少ないため、3年間同じメンバーで過ごすという学校は多いです。昨今、「手に職をつけさせたい」という保護者の意向が反映され、10年前に比べると人気は高まっています。商業高校は簿記を学べるのが強みです。簿記の知識は社会人になったら経理の仕事で存分に活かせるのでとても便利です。普通科でも簿記の授業を任意で受講できる学校が増えています。農業高校は名前の通り農業の知識を得ることができます。これらはそれほど数が多くありませんので、できる限り多くの学校見学をしておくと良いでしょう。
通信制
通信制高校は「毎日通学しなくてもよい」というシステムが持ち味です。決められた課題を家でやったり学校でやったりして単位を取得していきます。私服で通学できる所も多いですし、色々な年齢の人もいるので独特な感じがします。通信制高校は高校を一度退学してしまった人が「やはり高卒の資格は欲しい」ということで通学し直すケースも多いです。現在高校の退学、転入、編入などを考えている人は是非検討してみてください。
このように、高校にはたくさんの種類があります。どの高校を選ぶかによって「3年間の得られる知識の種類」が変わってくるのです。受験生の人には真剣に学校選びをしてもらいたいです。